現代人の考え方は、偏っていると感じることがあります。たとえばそれは身長のこと一つとってもそう感じずにはいられないことが多くあります。
私の身の回りには、自分より背の低い人がいません。私が最も小さな身長の持ち主です。このことについて「遺伝」とか、「偏った食生活のせい」とか、思った事は数多くありますが、ある年齢を超えたあたりから「これが私。これが個性」と思うようになりました。
身長は、昔から私の悩みの種でした。学生時代は身長を伸ばすsず低い事でいつも同級生から小さい子供の様に扱われ、愛玩動物さながらの扱いだった様な気がします。自分が気が小さかったり、意見を強く述べられないのも身長のせいだと無理やり理由をつけて納得させていたのが私でした。
しかし、年齢を重ねて自己分析ができるようになると、それはただ単純な自分のエゴであって逃げ以外の何物でもないことに気づかされたのです。
今回は、背が低いことに悩まされ続けた私自身の実体験を基に様々な身長の低いことによって発生する葛藤などを挙げ、その感情の変化などを書いていけたらと思います。
では、身長差というのはどの辺で如実に発生してくるものなのでしょうか。
唐突ですが、私は小学校時分にモダンダンスを習っていました。6年間きっちりと行き続け、その上先生から認められて特別コースにも通っていたので、週に3日はモダンダンスをしていた計算になります。平均3時間の練習時間。ハードな練習で、3時間ほとんど動きっぱなしというのが続いていました。夜は遅く9時近くまで練習漬けの日々。習いごとは他にもしていました。水泳・ピアノ・塾など…小さいながらに意外と多忙だったのだなと、今振り返ると感じるところです。
その頃の私は今にも増して身長が低く、2学年下の子に背を抜かれる始末。さすがの私も、そして母親も「もしや何かしらの病気ではないのだろうか」と心配するほどです。小学校5年生で125センチしかなかったのですから、心配されて当然でしょう。小さいことで得をした思い出は、かくれんぼの時に見つかりにくかったといった程度でしょうか。踊っていても体が小さいために「動きが小さい」とよく怒られたものです。(その分大きな子に負けないだけの努力をしたからこそ特別コースの入会にこぎつけたのですが。)
その後中学受験を期にあれほど打ち込んだモダンダンスをやめたところ、身長はたった1年で10センチ近く伸びました。
両親いわく、「成長期の栄養を運動に回しすぎたのだろう。これから伸びる」そう諭され、事実それから数年間私の身長は伸び続け、とりあえず150センチには届くことができましたが、妹は160センチ身長があることを考えると私はやはり成長しきれなかった感を否めないのです。
上記を見てわかるように、成長期というのは小学校中学年くらいの間に訪れ、またたく間にピークを過ぎてその子の身長は固定されてしまいます。
一概にホルモン分泌の異常などでは無くても、その身長はその子にとって一生付きまとうものとなるのです。
背を伸ばすず身長が低い、低身長なのです。人より小さいという事は、実に様々な弊害と、支障を私に与えてきました。それが人にとって別に気に病む事でないにせよ、私が感じた当時のコンプレックスは忘れることができないのです。
今まさに背の低さに悩む人がいるならば、背の高い人を是非とも打ち負かすくらいの気でいてほしいと感じる今日。これこそが自分の個性だと思い感じる事が出来るように、あなたと一緒にコンプレックスを打破することができるように、小さい事を特権と思えるように、これからのページを見ていただければと思います。
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